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遺品整理と形見分け

忌明けのころをめどに遺品の整理をし、保存しておくもの処分するもの、形見分けするものに分けます。

2016-08-28更新

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遺品の整理

遺品の整理

遺品といっても衣服や書籍、家具類や電気製品など、さまざまな分野に及ぶので、思いのほか大変です。また、仕事の重要書類などが含まれている可能性もあるので、慎重に対応すべきです。

遺品の整理で最も注意したいのが預金通帳や株券、借用証や保証書といった金銭関係の書類に関するものです。故人が生前、内緒で保管していた書類が出てきても遺族にはよくわかりません。そこで、金銭関係、仕事関係の書類やノートについては数年保管しておくことです。

私物の日記や住所録、手帳なども保管しておきましょう。

形見分け

形見分け

忌明け後に行い、故人の愛用品や所蔵品などを近親者やごく親しい友人・知人に分けるもので、故人の身分という意味合いで、「片身分け」「裾分け」ともいいます。

形見分けの品物は衣類、装身具、趣味の品々が中心となりますが、配分については故人の遺言や意志がなければ、遺族が決めるのが普通です。困るのは、誰に何を分けるかという問題です。高価な品物に希望が集中するため、トラブルを起こすこともあります。クジ引きで、選ぶ順番を決めるのもトラブル防止の一案です。

宗派や地域によって作法やしきたりはさまざまな違いがございます。
ご不明な点などございましたら、お気軽にご相談・お問い合わせください。

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