近年ご葬儀の流れは家族葬が主流となってきております。
後々のわずらわしい挨拶やお返し品などを省くことで、ご葬儀を限りなく略式化しご遺族、ご親族のみでひっそりと簡素に故人をお見送りして差し上げるスタイルです。
時代の流れとしてそのような形式でご葬儀を執り行うのも一つの方法だとは思いますが、よく弊社に町会の皆様からお問い合わせをいただく点として、
「なになにさんは亡くなったのか?」
「なぜ知らせてくれなかったのか?」
「葬儀はいつだったのか?」
このようなご質問を受けるたびに近年地域のコミュニティーが薄れている中におきましても、まだまだ町内、近隣といった地域的なコミュニティーしかり、故人様と生前お付き合い、ご親交が深かった方々との人と人とのつながりは近年主流となってるご葬儀の形式とは反面、まだまだ根強いものがあるのだとその都度考えさせられる次第でございます。
一様に「家族葬」「密葬」といった言葉や形式を業界自体が煽った反面、そこには周囲の方々からみれば違った想いや側面があることを忘れてはならないのだと思います。
ご葬儀費用にしても業界全体のイメージが「高額」「不透明」といった言葉が定着しておりますが果たしてそうなのでしょうか?
昔と違い近年ではインターネットを使って様々な情報を得ることが出来ます。葬儀費用を調べますと極端な低価格帯をうたった業者のページがよく見受けられますが、これは言わば「高額」「不透明」といった葬儀業界全体のイメージを逆手にとった手法といった点も忘れてはいけません。
大切な方の葬儀をネットで簡単に依頼、注文する。
それも時代の流れから考えますと一つのビジネルスタイルなのかもしれませんが、果たしてそれが故人様最後の儀式となる葬儀費用の「適正価格」なのでしょうか。
実際に大切な方を送り出して差し上げたい式場やホールに足を運び、故人様の最後にふさわしいご葬儀をどれくらいの費用をかければ行えるのか。
いざといったお悲しみの中では冷静な判断や決断はできないものですし、事前にご葬儀の形式や費用のことを考えておくことを強くおすすめいたします。
そこに本当の「適正価格」があるのだと思いますし、弊社ではそれらを踏まえて事前のご相談、ご見積もりを積極的に受け付けております。
地域の頼れる葬儀社として、大切な方の最後の儀式を一生懸命お手伝いさせていただきます。
株式会社 雅セレモニー
代表取締役 高野 幸延
専務取締役 高野 シヅ子