臨終の宣告を受けたら、遺族や親近者で「末期の水」をとります。死後の世界で喉が渇かないようにという祈りをこめた儀式で、カトリックを除く各宗派で行います。茶碗に水を入れ、新しい箸の先に脱脂綿とガーゼを白い糸で縛りつけたものに水を含ませます。これは故人の唇に撫でるように潤してあげるものです。血縁の濃い順に行います。