湯灌の際には水にお湯をさし、死装束を左前にして枕元には逆さ屏風をたてるなど、弔いを日常生活の作法とは逆の作法で行います。これを「逆さごと」といい、今日の葬送儀礼の中にも受け継がれています。死後の時間の逆行や位置の逆転と関わっていると言われています。